所向無敵
読み方
しょこうむてき
意味
向かって行く先々に敵がいないほど、非常に強い勢いや実力をもっていること。もとは戦いで次々と敵を打ち破る様子をいうが、現在ではスポーツ、仕事、商売などで圧倒的に優勢な状況にも用いる。
由来
中国の歴史書『北史(ほくし)』に由来するとされる四字熟語。「所」は場所・ところ、「向」は向かう、「無敵」は敵がいないことを表し、「向かうところ敵がない」という意味である。『北史』は唐代の李延寿が編んだ歴史書で、659年ごろ(唐・顕慶年間)に成立したとされる。日本では漢文由来の語として定着した。
備考
主に「所向無敵の勢い」「所向無敵の強さ」のように用いる。戦争に由来する表現だが、現代では競技・事業・人気など、圧倒的な優勢を表す比喩としても使われる。
例文
- その選手は今大会で全試合に勝利し、所向無敵の強さを見せた。
- 新製品は発売直後から売り上げを伸ばし、市場では所向無敵の勢いだった。
- 所向無敵と思われたチームも、決勝では相手の堅い守備に苦しんだ。