得意洋々
読み方
とくい ようよう意味
自分の思いどおりに事が進んだり、成功したりして、非常に満足し、自慢げにしている様子。誇らしく喜ぶ意味で使われる一方、うぬぼれた態度をやや批判的・皮肉に表す場合もある。由来
中国の歴史書『史記』の「管晏列伝」にある故事と結び付けられる語。前漢の司馬遷が紀元前1世紀(およそ紀元前91年ごろ)に完成させた『史記』には、宰相・晏嬰の御者が「意気揚揚として、はなはだ自得していた」とする記述がある。これに由来する中国語の「得意洋洋」が日本語にも取り入れられ、思いどおりになって誇らしげなさまを表す四字熟語となった。備考
「得意揚々」とも書く。喜びや誇らしさを表すが、自慢げでうぬぼれた態度を皮肉る語感を伴うことも多い。目上の人を直接ほめる表現としては、文脈に注意が必要。例文
- 新製品の発表を成功させた彼は、得意洋々として記者会見に臨んだ。
- 難問を誰よりも早く解いた弟は、得意洋々に答案を見せてきた。
- 一度の成功だけで得意洋々にならず、次の課題にも謙虚に取り組むべきだ。