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左図右史

読み方:さず うし

意味

左に地図・図書を置き、右に歴史書を置いて読むこと。また、そのように広く書物を読み、学問に親しむ生活や、博識であることをいう。もとは書斎で地図と史書を身近に備えて学ぶ姿を表した語。

由来

中国の歴史書『新唐書』の「楊綰伝」に見える「独り一室に処り、左図右史、晏如たり」に基づく。唐代(8世紀)の官人・楊綰が、ひとり書斎で地図と歴史書を左右に置き、満ち足りて学問に励んだ姿を記したもの。『新唐書』自体は北宋の11世紀ごろに編纂された。

備考

「図」は主に地図や図書、「史」は歴史書を指す。単に本を左右に置くことだけでなく、地理と歴史を広く学ぶ姿勢を表す文脈で用いられる。日常会話より文章語・教養語として使われる。

別表記

  • 左圖右史

例文

  • 祖父は書斎に地図帳と歴史書を並べ、左図右史の生活を楽しんでいる。
  • 旅行へ行く前に地図を開き、その土地の歴史を調べる彼の姿は、まさに左図右史である。
  • 図書館に通って幅広く資料を読む左図右史の姿勢が、彼女の研究の土台になった。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字