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居敬窮理

読み方

きょけい きゅうり

意味

心を慎み、常に敬虔で真摯な態度を保ちながら、物事に内在する道理・原理を徹底して探究すること。朱子学における修養と学問の基本姿勢をいう。「居敬」は敬の心を保つこと、「窮理」は事物の理を究めることを表す。

由来

中国・宋代(11〜12世紀)の朱子学に由来する。北宋の程頤らの思想を受け、南宋の朱熹(1130〜1200)が、人格を修養するための「敬」と、事物の道理を探究する「窮理」を結び付けて学問の要諦として重視した表現である。日本には朱子学とともに伝わり、特に江戸時代の儒学で用いられた。

備考

日常会話ではほとんど用いられず、朱子学・儒学・思想史に関する文章で見られる学術的な語である。「居敬」は内面的な慎み、「窮理」は理論的・実証的な探究を指す。

例文

  • 朱子学では、居敬窮理を通じて自己を修め、世界の道理を理解しようとした。
  • 彼は居敬窮理の姿勢を大切にし、資料を軽率に判断せず丹念に検討した。
  • 江戸時代の儒者たちは、居敬窮理を学問と人格形成の指針の一つと考えた。

類義語

この四字熟語に使われている漢字