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実至名帰

読み方:じっし めいき

意味

真の実力・学識・功績が十分に備われば、それにふさわしい名声や評価は自然に得られる、という意味。実質や実績が先にあり、名誉はその結果として伴うことを表す。

由来

中国・清代の呉敬梓による小説『儒林外史』第十五回に、「自是実至名帰、正不必再問」とある。作品の成立は18世紀中頃、1740年代ごろとされる。真の学識や実績があれば、名声はおのずと得られるという文脈から成語として用いられるようになった。原表記は「實至名歸」。

備考

中国語の成語としても広く用いられる。日本語では日常会話より、文章語・漢文調の表現として、受賞・昇進などが実績にふさわしいことを評価する場面で用いる。

別表記

  • 實至名歸

誤用・混同注意

  • 単に名声と実態が一致している状態をいうのではない。実績・実力が先にあり、その結果として名声が伴うという因果を表す。

例文

  • 長年の研究成果を考えれば、彼女の受賞は実至名帰というべきだ。
  • 実績を着実に積み重ねた彼の抜擢は、実至名帰の結果として周囲に受け止められた。
  • 学問的な蓄積に裏打ちされた栄誉であり、その表彰はまさに実至名帰である。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字