学以致用
読み方:がく もって ようを いたす
意味
学問や知識は、ただ身につけるだけでなく、実際の仕事・生活・社会に役立ててこそ価値があるということ。また、学んだ内容を実地で活用すること。
由来
中国の歴史書『後漢書』に見える語とされる。「学」は学問をすること、「以」は手段を示す語で「もって」、「致用」は実際に役立てることをいう。後漢時代(25~220年)を扱う同書は、南朝宋の范曄が5世紀ごろに編纂した。
備考
主に教育・研究・人材育成について、学問を実社会へ結び付ける理想を表す、やや硬い表現。単なる実利主義ではなく、知識を実践に生かす意で用いる。
別表記
- 學以致用
誤用・混同注意
- 「学以致用」は「学問がすぐ利益になる」という意味に限定されない。学んだ知識を実践・社会に生かすことをいう。
例文
- 研修では、得た知識を現場で生かす学以致用の姿勢が求められる。
- 彼女は法学の学びを地域の相談活動に役立て、学以致用を実践している。
- 大学は理論を教えるだけでなく、学生が学以致用できる機会を整えるべきだ。
分類
類義語
- 知行合一
- 躬行実践
- 実学重視