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孑孑孤立

読み方:けつけつ こりつ

意味

たった一人で孤立し、頼る相手や助けがない状態をいう。「孑孑」は、ひとりぼっちで心細いさまを表す。人が組織・社会の中で孤立している場合にも、外部から切り離された集団や地域の状態にも用いる。

由来

中国の古典的な文語表現に基づく語。「孑孑」は孤独であるさま、「孤立」は他から離れて助けがないことをいう。西晋の李密が3世紀後半(280年頃)に書いた「陳情表」の「煢煢孑立、形影相弔」という句が、孤独・無援を表す語義上の背景として知られる。ただし「孑孑孤立」という四字形そのものの初出は明確でない。

備考

文章語的で硬い表現。日常会話では「孤立無援」「ひとりぼっち」などと言うほうが自然である。「孑」は常用漢字外であり、読み書きが難しい。

別表記

  • 孑々孤立

誤用・混同注意

  • 「けっけつこりつ」と読まない。標準的な読みは「けつけつこりつ」。
  • 「煢煢孑立」と混同しない。意味は近いが、字面の異なる別の四字熟語である。

例文

  • 新任地には知人がおらず、彼はしばらく孑孑孤立の状態で暮らした。
  • 組織の不正を告発した結果、彼女は職場で孑孑孤立してしまった。
  • 大雪で道路と通信が途絶え、山間の集落は一時、孑孑孤立した。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字