大快朶頤
読み方:たいかい だいい
意味
大いに口腹を満足させること。おいしい料理やごちそうを、心ゆくまで楽しく食べることをいう。「朶頤」は、あご・ほおを動かして物を食べる意。
由来
中国古典『易経』の「頤(い)」の卦にある「舍爾霊亀、観我朶頤、凶」に見える「朶頤」に基づく。「朶頤」はあごやほおを動かして食べることを表す。『易経』は戦国時代頃(紀元前5~前3世紀頃)までに成立したとされるが、「大快朶頤」という四字の形がいつ定着したかは明確ではない。
備考
主に文章語・やや改まった表現として用いる。「大いに楽しむ」一般ではなく、基本的にはおいしい物を存分に食べる場面にいう。表記は「大快朵頤」とすることもある。
別表記
- 大快朵頤
誤用・混同注意
- 「だいかいだいい」と読まない。標準的な読みは「たいかいだいい」。
- 単に「大いに愉快である」という意味に広げない。主として飲食を存分に楽しむ意である。
例文
- 旅先では港町の新鮮な海の幸を前に、大快朶頤した。
- 祝宴では、参加者たちが郷土料理と銘酒に大快朶頤していた。
- 評判の店のコース料理を味わい、久しぶりに大快朶頤のひとときを過ごした。