変幻無窮
読み方:へんげん むきゅう
意味
物事の姿・形・状態などが、限りなくさまざまに変化し続けること。「変幻」は姿や形を変えること、「無窮」は尽きるところがないことを表す。自然の景色、雲や光、物語の展開、技法などの変化が多彩で尽きない様子にいう。
由来
近代中国語で用いられた成語で、魯迅の1930年代の曹靖華宛書簡に、「変幻無窮、曲折多端」として用例が見られる。古くからある「変化無窮」などの語法を踏まえ、「変幻」と「無窮」を結び付けて、変化が尽きないことを表した表現である。日本語でも四字熟語として用いられる。
備考
自然現象や芸術表現など、変化の豊かさを肯定的に述べる場合に多く用いる。「変幻自在」は、思いのままに姿・方法を変えられることに重点がある。
誤用・混同注意
- 「無窮」を、同音の「無休」と書かない。
- 「変幻自在」と混同しやすいが、「変幻無窮」は変化に限りがないことを、「変幻自在」は自由自在に変化できることを主に表す。
例文
- 夕暮れの雲は刻々と色と形を変え、変幻無窮の美しさを見せていた。
- この作家の作品は語り手が次々と入れ替わり、展開が変幻無窮である。
- デジタル技術は変幻無窮に進歩するため、常に新しい知識を学ぶ必要がある。
分類
類義語
対義語
- 一成不変
- 固定不変
- 千篇一律