圧巻絶後
読み方:あっかん ぜつご
意味
きわめて優れていて、これ以上のものはなく、後世にも同じほど優れたものが現れないと思われるほど卓越していること。作品・演技・業績などを最大級にほめる際にいう。
由来
「圧巻」は、多くの書物・文章・作品のうちで最も優れたものを指す語で、唐代(618〜907年)の科挙で最優秀の答案を巻物の上に置いたことに由来するという説がある。「絶後」は後世に同類のものがないこと。「圧巻絶後」はこの二語を結び、最高に優れ、後にも例がないという意味を強めた表現で、四字としての成立時期や特定の典拠は明確ではない。
備考
文章語的で、作品・演技・成果などを強く称賛する場合に用いる。「空前絶後」より使用頻度は低い。「絶後」には後世に同類がないというニュアンスがある。
誤用・混同注意
- 「空前絶後」と混同しやすいが、別の四字熟語である。
- 単に「前例がない」の意で用いるのではなく、「圧巻」のもつ最高に優れているという評価を含む。
例文
- 彼女の最後の独唱は、コンサート全体を締めくくる圧巻絶後の舞台だった。
- この映画の終盤にある長回しの場面は、圧巻絶後と評されるほど迫力がある。
- 長年の研究成果をまとめたその論文は、専門家から圧巻絶後の業績だと称賛された。
分類
類義語
対義語
- 平々凡々
- 平凡無奇