因果歴然
読み方
いんがれきぜん
意味
原因と結果との関係が、きわめて明らかで疑いようがないこと。「因果」は原因と結果、「歴然」ははっきりしているさまを表す。ある行為や出来事が、どのような結果を招いたかが明白な場合に用いる。
由来
仏教で重視される「因果」、すなわち原因があって結果が生じるという考え方と、「歴然(明白なさま)」を組み合わせた語である。特定の古典に初出を求めることは難しく、正確な成立年代は不明だが、漢語・仏教語の影響を受けて日本語に定着した四字熟語である。
備考
原因と結果の結び付きが明白であることを述べる硬い表現。失敗や報いについて使われることが多いが、善い行いが好結果につながる場合にも用いられる。「因果応報」とは異なり、報いの善悪そのものを必ずしも含まない。
例文
- 十分な準備を怠ったのだから、計画が失敗したのは因果歴然だ。
- 長年の環境破壊が異常気象を招いたことは、因果歴然といえる。
- 顧客の意見を無視し続けて売上が落ちたのは、因果歴然の結果である。
類義語
対義語
- 因果不明
- 支離滅裂