回心向善
読み方:かいしん こうぜん
意味
これまでの悪い考えや行いを反省して心を改め、善い行いや正しい道へ向かうこと。「回心」は心を改めること、「向善」は善に向かうことをいう。
由来
中国の明代、14世紀後半から15世紀ごろに成立したとされる羅貫中の小説『三国志演義』に見える語。南蛮王の孟獲が諸葛亮の処置に感服し、二度と反乱を起こさないと誓って心を改める場面の「回心向善」に由来する。
備考
主に、悪事や過ちを反省して善人になるという文脈で用いる。単なる気分転換や軽い心変わりには通常用いない。仏教的な響きを伴うこともある。
誤用・混同注意
- 「改心向善」と書かれることがあるが、四字熟語としては通常「回心向善」とする。
例文
- 彼は被害者への謝罪と償いを重ね、回心向善の道を歩み始めた。
- 教師は生徒を頭ごなしに罰するのではなく、回心向善する機会を与えた。
- 物語の終盤で盗賊の頭目は回心向善し、村人を守る人物へと変わった。
分類
類義語
対義語
- 悪逆無道
- 悪行三昧