改邪帰正
読み方:かいじゃ きせい
意味
邪悪な考えや行いを改め、正しい道に立ち返ること。過去の悪事・非行を反省してやめ、善良で正しい生き方に改まる意でいう。
由来
中国・明代、16世紀後半に成立したとされる呉承恩作と伝わる『西遊記』第十四回に見える語。観音が、孫悟空が悪行を改めて三蔵法師の弟子になったことを「如今他改邪帰正、做了你徒弟」と述べたことに由来する。
備考
主に、人が悪行や誤った思想を捨てて正しい道へ戻る場合に用いる、やや硬い表現。「改邪」は邪悪を改めること、「帰正」は正道に帰ることをいう。
別表記
- 改邪歸正
補足
- 「改邪帰性」と書くのは誤り。「正しい道に帰る」の意なので「帰正」と書く。
例文
- 長年の不正を認めた彼は、改邪帰正を誓って地域のために働き始めた。
- 師の温かい説諭によって、荒れていた青年は改邪帰正を果たした。
- 過去を責め続けるよりも、本人が改邪帰正する機会を与えることが大切だ。
分類
類義語
- 改過自新
- 悔過自新
- 遷善改過
- 棄邪帰正
対義語
- 執迷不悟
- 怙悪不悛
- 悪逆無道