回天動地
読み方:かいてん どうち
意味
天を回らせ地を動かすほどの非常に大きな力・勢いをいう。転じて、社会・政治・組織などに根本的で大きな変化を起こすこと、またはそのような力や影響を表す。
由来
中国・唐代(8世紀)の詩人李白が著した「上安州裴長史書」にある「必能回天転地、燮理陰陽者也(必ずよく天を回し地を転じ、陰陽を調和する者なり)」に基づくとされる。時を得た有能な人物が天地を動かすほど世を治める、という趣旨から、日本で「回天動地」の形でも定着した。
備考
政治・社会・組織などの大改革や、きわめて強い影響を述べる硬い表現。海軍の特攻兵器名「回天」とは文脈上区別する。「回天転地」ともいう。
別表記
- 回天転地
補足
- 「回転動地」と書くのは誤り。正しくは「回天動地」。
- 「驚天動地」と混同されやすい。「驚天動地」は主に、世間を非常に驚かせる出来事・勢いをいう。
例文
- 新技術の登場は、産業構造に回天動地の変化をもたらした。
- 彼は停滞した組織を立て直すため、回天動地の改革に着手した。
- その発見は医学界に回天動地の影響を与え、多くの研究の方向を変えた。
分類
類義語
対義語
- 現状維持
- 平穏無事