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呉下阿蒙

読み方:ごか の あもう

意味

学問や見識が進歩しておらず、以前のままである人をいう語。また、無学で物事をよく知らない人のたとえ。多くは「もはや呉下の阿蒙ではない」のように、努力によって成長し、昔の未熟な状態ではないことを表す。

由来

中国三国時代(3世紀)の呉の武将・呂蒙の故事に由来する。呂蒙は孫権に学問を勧められて勉学に励み、見識を大いに伸ばした。後に魯粛がその変化に驚き、「今のあなたの才能と策略は、もはや以前の呉下の阿蒙ではない」と評したという。語句は『三国志』呉書「呂蒙伝」の裴松之注に引かれる『江表伝』に見える。

備考

「阿蒙」は呂蒙を親しんで呼んだ名である。現在は、単に無学な人をいうほか、「以前の未熟な自分・人ではない」という成長を強調する文脈でよく用いられる。

補足

  • 「呉下呂蒙」とするのは誤り。正しくは、呂蒙の愛称である「阿蒙」を用いて「呉下阿蒙」という。
  • 単に「呉にいた呂蒙」という人名表現ではなく、学問・見識が未熟だった頃の呂蒙にちなむ故事成語である。

例文

  • 彼は資格取得のために猛勉強したので、もはや呉下の阿蒙ではない。
  • 昔の知識だけで彼を呉下の阿蒙と見なしていると、その成長ぶりに驚かされるだろう。
  • 私はまだ呉下の阿蒙にすぎないので、専門家の意見を謙虚に学びたい。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字