含辛茹苦
読み方:がんしん じょく
意味
多くの苦しみやつらい経験を、じっとこらえ忍ぶこと。また、非常な苦労を重ねること。「辛」はつらさ、「茹」は食べる・味わう意で、つらさや苦しさを身に受けるという意味を表す。
由来
中国・北宋時代(11世紀後半)の文人、蘇軾(そしょく)の文章「中和勝相院記」にある「茹苦含辛、更百千万億生而後成」という表現に由来する。「苦を食らい、辛さを含む」、すなわち数え切れないほどの苦難に耐える意である。後に語順を整えた「含辛茹苦」が成句として広まった。
備考
主に、長期間にわたる並々ならぬ苦労や忍耐を、やや硬い文章語として表す。「茹」はここでは「ゆでる」ではなく、「食べる・味わう」の意。
例文
- 両親は子どもたちを育てるため、長年にわたり含辛茹苦の生活を送った。
- 彼女は海外での下積み時代に含辛茹苦を重ね、ついに研究者として成功した。
- この事業の完成は、先人たちの含辛茹苦の努力の上に成り立っている。