古往今来
読み方:こおう こんらい
意味
大昔から現在に至るまで。過去から今までの長い時間の流れ、また、その間のすべての時代をいう。「古」は昔、「往」は過ぎ去ること、「今」は現在、「来」は現在に至ることを表す。
由来
中国の古典『淮南子』斉俗訓にある「往古来今、謂之宙(昔から今までを宙という)」という時間観に関わる表現に由来する。『淮南子』は前漢の淮南王・劉安らによって、紀元前2世紀ごろに編まれたとされる。「往古来今」の語順が、日本では「古往今来」としても定着した。
備考
文章語・やや硬い表現で、「昔から今まで」という長い時間の幅を強調する際に用いる。「古今東西」と異なり、場所ではなく主に時間の広がりに重点がある。
補足
- 「古今往来」と語順を取り違えない。
- 出典に近い語順として「往古来今」もあるが、一般的な四字熟語としては「古往今来」が用いられる。
例文
- 古往今来、人々はよりよい暮らしを求めて工夫を重ねてきた。
- この祭りは古往今来の伝統を受け継ぎながら、現代的な演出も取り入れている。
- 古往今来の名作を読み比べることで、時代を超えた人間の悩みが見えてくる。