反躬自問
読み方:はんきゅう じもん
意味
自分自身の行い・考え・責任を振り返り、自分に問いかけて深く反省すること。失敗や問題の原因を安易に他人や環境のせいにせず、まず自分に改めるべき点がないか考えるという意味で用いる。
由来
中国・清代(17世紀後半〜18世紀初頭)の文人、戴名世(たいめいせい)の文章「程偕柳詩序」に見える語とされる。「反躬」は自分の身に振り返ること、「自問」は自らに問いかけることを意味し、両者を重ねて自己反省の意を強めている。
備考
やや硬い文章語で、自己反省を促す場面に用いる。「反躬」は単なる後悔ではなく、自分の行為や責任を自ら省みる意である。
誤用・混同注意
- 「躬」を「弓」と書くのは誤り。「躬」は自分の身を意味する。
- 他人に問いただす意味ではなく、自分自身を省みて問いかける意味である。
例文
- 計画が失敗したときこそ、他人を責める前に反躬自問する姿勢が必要だ。
- 上司は部下の意見を退けた自分の対応について、反躬自問した。
- 批判を受けた彼女は反躬自問し、次回から説明の仕方を改めることにした。
分類
類義語
対義語
- 責任転嫁
- 他責思考