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危言聳聴

読み方

きげん しょうちょう

意味

人を驚かせたり不安にさせたりするために、ことさらに大げさで恐ろしげなことを言うこと。また、そのような発言や論調をいう。実際の危険を冷静に警告する場合ではなく、聞き手の注意や不安をあおるような言い方に対して、批判的に用いられることが多い。

由来

「危言」は人を不安・驚愕させるような言葉、「聳聴」は聞く人を驚かせて耳目をそばだてさせることを表す。中国語の成語「危言耸听」に由来する近代的な表現で、20世紀中頃には中国の作家・郭小川の文章「论“听话”」に用例が見られる。古典まで遡る確定的な初出年は不明である。

分類・構成

備考

主に「危言聳聴だ」「危言聳聴にすぎない」のように、誇張して不安をあおる言説を批判する際に使う。単に重大な危険を警告すること自体を指す語ではない。

誤用・混同注意

  • 単なる注意喚起や、根拠のある重大な警告まで「危言聳聴」とする用法は不適切になりうる。
  • 「聳聴」を「そうちょう」と読まない。標準的な読みは「しょうちょう」。

例文

  • 根拠の乏しい予測を並べて不安をあおるのは、危言聳聴にすぎない。
  • 専門家は、その警告を危言聳聴と片づけず、まずデータを確認すべきだと述べた。
  • 記事の見出しは危言聳聴に偏っており、本文を読むと実際のリスクは限定的だった。

類義語

この四字熟語に使われている漢字