博学多聞
読み方
はくがく たもん
意味
学問を広く修め、多くの物事を見聞きして、豊富な知識を持っていること。また、そのような人をいう。「博学」は広く学ぶこと、「多聞」は多く聞いて知識を得ることを表す。
由来
中国の歴史書『後漢書』に見られる表現に由来するとされる。「博学」と「多聞」を組み合わせ、幅広く学び、多くを見聞している学者・知識人を称賛した語である。『後漢書』は南朝宋の范曄が5世紀ごろ(432年ごろまで)に編纂した後漢の正史で、日本にも漢籍を通じて伝わった。
備考
主に人の知識の広さをほめる語で、「博学多聞の人」「博学多聞である」のように用いる。単に知識量が多いことを表し、人格や実践的な判断力まで保証する語ではない。
例文
- 彼女は歴史から科学まで博学多聞で、どんな質問にも分かりやすく答えてくれる。
- 博学多聞な教授の講義は、異なる分野の知識が結び付いていて興味深い。
- 祖父は博学多聞だが、知識をひけらかすことなく、いつも私たちの話に耳を傾けてくれる。