半面之識
読み方
はんめん の しき
意味
一度会ったことがある、または顔を見知っているだけで、深い付き合いのない知り合いをいう。互いの事情や人柄をよく知るほど親しい関係ではなく、面識がごく浅いことを表す。
由来
中国の古典に由来する漢語表現で、『後漢書』応奉伝に見える、人の顔をよく覚えていた応奉の逸話と関連づけて説明されることがある。『後漢書』は中国・南朝宋の范曄が5世紀頃に編纂した歴史書。「半面」はわずかに顔を合わせること、「識」は知り合い・面識の意。
備考
「半面の識」と助詞を入れて書くことも多い、やや文章語的な表現。単に知識が半分しかないという意味ではなく、人間関係・面識の浅さをいう。
例文
- 彼とは会合で名刺を交換しただけの半面之識にすぎない。
- 半面之識の相手に、家族の事情まで詳しく話す必要はない。
- 二人は当初半面之識だったが、共同研究をきっかけに親交を深めた。
類義語
- 一面之識
- 一面之交
- 浅い知り合い