半面之交
読み方:はんめん の こう
意味
一度会ったことがあるだけで、まだ親しい付き合いのない知人・交際をいう。顔見知り程度の浅い関係を表す言葉である。
由来
中国後漢時代(1~2世紀ごろ)の故事に基づく。『後漢書』応奉伝には、記憶力に優れた応奉が、以前に一度だけ見かけた袁賀の顔を数年後にも覚えていたという話がある。「半面」は一度だけ顔を合わせたほどのわずかな面識をいい、そこから親交の浅い知り合いを指すようになった。
備考
「半面」は顔の半分という意味ではなく、一度会っただけの浅い面識を表す。現代の日常会話では「顔見知り」「一度会っただけの知人」などと言い換えることが多い。
例文
- 彼とは半面之交にすぎず、個人的な事情までは知らない。
- 名刺交換をしただけの半面之交の相手に、いきなり頼み事をするのはためらわれる。
- 二人は半面之交だったが、共同研究を機に親しい友人となった。
分類
類義語
- 一面之識
- 一面の識
- 一面之交