前途遼遠
読み方
ぜんと りょうえん
意味
これから進むべき道や将来が、はるかに遠く、目標の達成までには長い時間や多くの努力を要すること。「前途」はこれから先の道・将来、「遼遠」は非常に遠く隔たっていることをいう。必ずしも悲観的な意味ではなく、大事業の道のりの長さを表す。
由来
中国古典由来の漢語「前途」と「遼遠」を組み合わせた表現とされる。「前途」は将来進む道、「遼遠」は遠く隔たる意である。四字熟語としての特定の初出典・成立年代は明確ではないが、日本では近代以降、文章語・演説語として用いられてきた。
備考
主に文章語・改まった表現として使う。「前途多難」が障害の多さをいうのに対し、「前途遼遠」は目標までの距離や時間の長さに重点がある。
例文
- 研究を始めたばかりであり、画期的な治療法の実現までは前途遼遠だ。
- 地域の再建には解決すべき課題が多く、前途遼遠ではあるが、一歩ずつ取り組む必要がある。
- 若い選手たちの目標は高く、世界大会での優勝までは前途遼遠の道のりである。
類義語
対義語
- 前途洋洋
- 前途有望
- 一帆風順