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別開生面

読み方

べっかい せいめん

意味

従来とは異なる新しい分野・方法・表現を切り開き、独自の面目や新鮮な趣を生み出すこと。学問・芸術・事業などで、既存の枠にとらわれず新機軸を打ち出す場合にいう。

由来

中国・唐代の詩人、杜甫(712~770)の詩「丹青引贈曹将軍覇」(8世紀中ごろ)にある「将軍下筆開生面」に基づく。これは画家の曹覇が筆を執り、人物画に新しい生命や趣を与えたことをたたえた句である。「開生面」が後に「別開生面」の形でも用いられ、新たな分野・表現を切り開く意となった。

分類・構成

備考

文章語・改まった表現であり、「別に生面を開く」と訓読することもある。単に外見や状態を新しくする「面目一新」とは異なり、新しい領域・手法そのものを創出する意が中心である。

誤用・混同注意

  • 「別開」を「べつかい」と読むのは誤りで、正しくは「べっかい」と読む。
  • 「生面」を「しょうめん」と読むのは誤りで、正しくは「せいめん」と読む。

例文

  • 研究チームは従来の分析法にAIを導入し、その分野に別開生面の成果をもたらした。
  • この作家は歴史小説にSF的な視点を取り入れ、別開生面の作風を確立した。
  • 伝統技法を尊重しつつ新素材を用いたことで、その工芸家は別開生面を図った。

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字