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光風霽月

読み方:こうふう せいげつ

意味

雨が晴れた後のさわやかな風と、澄みわたる月のこと。そこから、心にわだかまりがなく、明るく清らかで、さっぱりとした人柄や心境をいう。人物の品格・度量をほめる表現として用いられる。

由来

中国・北宋の思想家、周敦頤(しゅうとんい、1017~1073)の人柄を評した語に由来する。黄庭堅が周敦頤を「人品甚だ高く、胸懐灑落として、光風霽月のごとし」とたたえた文章が『宋史』「周敦頤伝」にも伝わる。「光風」は雨上がりの明るく清らかな風、「霽月」は雨が晴れた夜の澄んだ月を指す。

備考

自然の美しさそのものよりも、主に人の清らかで開放的な人格・胸中をたたえる際に使う。自分自身を直接「光風霽月だ」と評するより、他者への敬意を込めた評価として用いるのが自然。

補足

  • 「霽」を「晴」として「光風晴月」と書くのは誤り。
  • 「霽月」は「せいげつ」と読み、「さいげつ」と読まない。
  • 単に晴天や月夜の景色を指す語と誤解されることがあるが、慣用的には人柄・胸襟の清らかさを表すことが多い。

例文

  • 彼女は利害にとらわれず、光風霽月の人柄で多くの人から信頼されている。
  • 批判を受けても感情的にならず率直に応じる姿には、光風霽月の趣があった。
  • 周囲への配慮を忘れず、しかも少しも飾らない彼の態度は、まさに光風霽月というべきだ。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字