兀兀窮年
読み方:こつこつ きゅうねん
意味
一年中、たゆまず熱心に学問や仕事に励むこと。「兀兀」は、ひたすら一つのことに打ち込み、勤勉に努力するさま、「窮年」は一年を終える・一年じゅう過ごす意である。長期にわたる地道で真剣な努力をたたえる語。
由来
中国・唐代の文人、韓愈(768~824)の文章「進学解」にある「焚膏油以継晷、恒兀兀以窮年(膏油を焚きて晷を継ぎ、恒に兀兀として以て年を窮む)」に基づく。これは、灯火をともして昼夜を問わず学問に励み、一年じゅうたゆまず努力する意である。「進学解」は唐の元和4年(809年)頃の作とされる。
備考
漢文由来の硬い文語的表現で、日常会話ではあまり用いられない。主に学問・研究・技能の習得などへ、長期間ひたむきに励む姿を肯定的に表す。
例文
- 研究者は兀兀窮年、未解読だった古文書の解読に取り組み続けた。
- 彼女の兀兀窮年の努力が実を結び、難関試験に合格した。
- 語学は短期間の詰め込みよりも、兀兀窮年と学び続ける姿勢が大切だ。