会少離多
読み方
かいしょう りた
意味
人と会う機会は少ないのに、別れる機会は多いこと。親しい人との再会がなかなかかなわず、出会ってもほどなく別れなければならない人生の寂しさや、離別の多い境遇をいう。
由来
中国・南宋時代(12世紀後半〜13世紀初頭)の詞人、辛棄疾(しんきしつ)の詞「蝶恋花・送祐之弟」にある「会少離多看両鬢(会うことは少なく、別れることは多くして両鬢を見る)」に基づく。再会の少なさと、年月を経るうちに増える別離の悲哀を詠んだ句である。
分類・構成
備考
「会」は会うこと、「離」は別れることを表す。人の世の無常や別離の寂しさを述べる文語的・文学的な表現で、日常会話ではやや硬い。
例文
- 留学中は旧友と会う時間が限られ、会少離多の思いを味わった。
- 転勤の多い職場では、人間関係が会少離多になりやすい。
- 卒業式で恩師は、人生には会少離多の時期もあるが、縁を大切にしてほしいと語った。
類義語
対義語
- 歓聚一堂
- 一堂団欒