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以古鑑今

読み方

いこ かんこん

意味

昔の出来事や歴史を鏡・手本として、現在の状況や問題を考え、判断に役立てること。過去の成功や失敗を検討し、今の政治・社会・組織などに生かすという意味で用いる。

由来

中国の古典に見られる、過去を鏡として現在を省みるという思想に基づく語である。特に唐代の史書・説話集『貞観政要』(8世紀前半成立)に伝わる唐の太宗の「以古為鏡、可以知興替(古を鏡とすれば、興亡の移り変わりを知ることができる)」という言葉と関係が深い。四字熟語としての「以古鑑今」の成立時期は明確ではない。

備考

主に文章語・演説・評論などで用いられる。単に昔を懐かしむ意味ではなく、過去の事例を現在の判断や反省に生かすという、実践的・教訓的な表現である。

例文

  • 歴史上の失敗を以古鑑今の教訓として、現在の制度を見直す必要がある。
  • 政策を論じる際には、以古鑑今の姿勢で過去の改革が成功した理由と失敗した理由を検証すべきだ。
  • この展示は遺物を並べるだけでなく、以古鑑今の視点から現代社会について考えさせてくれる。

類義語

この四字熟語に使われている漢字