五黄六月
読み方:ごおう ろくがつ
意味
陰暦(旧暦)の五月から六月ごろ、年間で最も暑さが厳しい盛夏の時期をいう。転じて、焼けつくような暑さの最中を表す。現在の暦では、おおむね夏の盛りに当たるが、旧暦と新暦にはずれがある。
由来
中国の旧暦における暑い時季を表した語で、「五黄」は陰暦五月、「六月」は陰暦六月を指す。明代(16世紀)の小説『西遊記』第十二回に「正是那五黄六月、炎天暑月、無箇避暑去処」と見え、酷暑の時節をいう表現として用いられている。
備考
主に文章語・漢語的な表現で、日常会話では「真夏」「酷暑」のほうが一般的である。旧暦の五月・六月を指すため、現在の新暦の5月・6月と単純には一致しない。
補足
- 「ごこうろくがつ」と読まない。正しくは「ごおうろくがつ」。
- 新暦の5月・6月そのものを指す語だと誤解しない。旧暦の五月・六月の酷暑期をいう。
例文
- 五黄六月の炎天下で長時間作業をするため、十分な水分補給が必要だ。
- 旧暦の五黄六月は農作業にとっても、とりわけ厳しい暑さの季節だった。
- 五黄六月の旅では、涼しい時間帯に移動するよう予定を組んだ。
分類
類義語
- 炎天酷暑
- 炎天暑月
- 烈日炎炎
- 盛夏
- 酷暑
対義語
- 厳冬
- 酷寒
- 寒冷