三令五申
読み方:さんれい ごしん
意味
命令や注意、方針などを何度も繰り返して伝え、相手に十分徹底させること。特に、規律を守らせるために、厳しく繰り返し命じ聞かせる場合にいう。
由来
中国前漢の司馬遷が紀元前1世紀ごろに編んだ『史記』の「孫子呉起列伝」に見える語。春秋時代の兵法家・孫武が、呉王の宮女を兵として訓練した際、号令の意味を「三令五申」して繰り返し説明したという故事に基づく。「三」「五」は具体的な回数ではなく、何度もという意味を表す。
備考
「三」「五」は実際の回数を数える語ではなく、繰り返し念を押す意。上司・指導者が規則や注意を徹底させる場面で用いられ、やや硬い表現である。
補足
- 「五申」を「五伸」と書かない。
例文
- 事故防止のため、責任者は作業員に安全規則を三令五申した。
- 大会の前日、監督は選手たちに時間厳守を三令五申した。
- 個人情報の扱いについては、研修のたびに三令五申している。
分類
類義語
対義語
- 放任自流
- 無為無策