逝く者は斯くの如きか、昼夜を舎かず
読み方:ゆくものは かくのごときか ちゅうやを おかず
意味
過ぎ去る時間や流れゆく物事は、目の前の川の水のように、昼も夜も休むことなく絶えず進み続けるという意味。時の流れの速さ・止められなさを感じ、限りある時を大切にすべきだという感慨を表す。
由来
中国の古典『論語』「子罕(しかん)」篇にある孔子の言葉「逝者如斯夫、不舍昼夜(ゆくものはかくのごときか、昼夜をおかず)」に由来する。孔子が川のほとりで、水が絶えず流れる様子を見て時の流れを嘆じたとされる。孔子の活動時期は紀元前6~5世紀ごろで、『論語』はその後、紀元前4~3世紀ごろに編纂されたと考えられている。
備考
主に文章語・教養的な引用として用いられる。日常会話では「光陰矢の如し」などのほうが一般的。「舎かず」は「休まず・やめず」の意で、「捨てず」ではない。
例文
- 卒業の日、校庭を眺めながら、先生は「逝く者は斯くの如きか、昼夜を舎かず」と、過ぎた三年間を振り返った。
- 川の流れを見ていると、逝く者は斯くの如きか、昼夜を舎かずという言葉が思い浮かび、時間を無駄にできないと感じた。
- 事業環境は絶えず変化する。逝く者は斯くの如きか、昼夜を舎かずという認識で、学び続ける姿勢が必要だ。