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光陰矢の如し

読み方:こういん は や の ごとし

意味

月日や時間の過ぎる速さは、放たれた矢のように非常に速く、一度過ぎ去れば取り戻せないという意味。歳月をむだにせず、時間を大切にすべきだという戒めとしても用いる。

由来

中国の成句「光陰如箭(こういんじょせん)」に由来する。「光」は日、「陰」は月を表し、「光陰」は歳月の意。「如箭」は矢のようであるという意味である。特定の一書を原典として確定することや、正確な成立年代・日本への伝来時期は難しいが、漢文・漢籍の受容を通じて日本語のことわざとして定着した。

備考

「光陰」は「光と影」ではなく、日と月、転じて歳月を指す。上方いろはかるたの「こ」の札として知られる。やや文章語的で、時間の経過をしみじみ述べる場面によく使う。

別表記

  • 光陰矢のごとし
  • 光陰は矢の如し
  • 光陰は矢のごとし

誤用・混同注意

  • 「光陰」を単に『光と影』の意味だと解するのは誤り。ここでは日と月、すなわち歳月を意味する。

例文

  • 卒業してからもう十年になるとは、まさに光陰矢の如しだ。
  • 光陰矢の如しというから、やりたいことは先延ばしにせず、今から始めよう。
  • 子どもの成長を見ていると、光陰矢の如しという言葉を実感する。

分類

類義語

対比・対照ことわざ

このことわざに使われている漢字