真理は汝らを自由にする
読み方:しんり は なんじら を じゆうに する
意味
真理、すなわち物事についての正しい認識や真実を知ってそれに従うなら、無知・迷信・虚偽・罪などによる精神的な束縛から解放され、真に自由になれるという意味。単に好き勝手に行動できることではなく、正しさによって得られる内面的・倫理的な自由をいう。
由来
新約聖書『ヨハネによる福音書』8章32節にあるイエスの言葉に由来する。原典は1世紀ごろに成立したギリシア語の福音書で、「あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にする」という趣旨である。日本では明治期以降の聖書翻訳を通じて広まり、格言としても用いられるようになった。
備考
聖書由来の表現で、「汝ら」は現代語では「あなたがた」に当たる古風な語。原文の文脈では、主として罪からの霊的な自由を指す。現代では学問・報道・教育の場でも比喩的に引用される。
例文
- 研究では、都合のよい情報だけを集めてはいけない。真理は汝らを自由にするという言葉のように、事実を知ることが偏見からの解放につながる。
- 彼は失敗の原因を正直に認めた。真理は汝らを自由にするというが、真実に向き合ったことで心の重荷が軽くなった。
- 教育の役目は知識を詰め込むことだけではない。真理は汝らを自由にするという考えに立ち、自分で考える力を育てることも大切だ。
分類
類義語
- 真理は人を自由にする
- 知は力なり
- 真実は自由をもたらす
対義語
- 無知は人を不自由にする
- 虚偽は人を束縛する