検索

春風をもって人に接し、秋霜をもって自ら粛む

読み方:しゅんぷうをもって ひとにせっし、 しゅうそうをもって みずからつつしむ

意味

人に対しては春風のように温かく穏やかに接し、自分自身には秋の霜のように厳しくして、身を律するべきだという教え。他者への思いやりと、自分への厳格な規律の両方を大切にする姿勢をいう。

由来

中国・明代末期(16世紀末〜17世紀初頭)に洪自誠が著したとされる箴言集『菜根譚』の「待人春風、持己秋霜(人を春風のように遇し、自分には秋霜のように厳しくする)」を踏まえた表現とされる。日本語では、その趣旨を訓読・意訳した形で広く用いられている。

備考

「春風」は温和で思いやりのある態度、「秋霜」は厳しい自己規律のたとえ。「以て」と書くこともある。対人関係では寛容に、自己管理では厳格にという教訓として用いられる。

例文

  • 管理職として、春風をもって人に接し、秋霜をもって自ら粛む姿勢を忘れないようにしている。
  • 彼女は部下の失敗を頭ごなしに責めず、春風をもって人に接し、秋霜をもって自ら粛むことを実践している。
  • 組織の指導者には、春風をもって人に接し、秋霜をもって自ら粛むという心構えが求められる。

分類

類義語

対義語

このことわざに使われている漢字