士別れて三日、即ち更に刮目して相待すべし
読み方:し わかれて みっか、すなわち さらに かつもくして あいたいすべし
意味
人は短い間にも大きく進歩・成長することがあるので、久しぶりに会う人や以前に知っていた人を、昔の印象のままで判断してはいけないということ。改めて目を見開くような気持ちで、その変化を評価すべきだという教え。
由来
中国・三国時代(3世紀)の故事に由来する。『三国志』呉書「呂蒙伝」に裴松之が注として引く『江表伝』で、学問に励んで見違えるほど成長した呂蒙が、旧友の魯粛に対して「士(学識ある人物)と別れて三日もすれば、改めて目を見開いて接するべきだ」と語った言葉とされる。
備考
「刮目」は目をこすってよく見ること、「相待す」は相手に接する・待遇すること。一般には「士別れて三日、即ち刮目して相待すべし」ともいい、成長した人を見直す場面で用いる。
例文
- 入社当時は控えめだった彼が、今ではプロジェクトを率いている。士別れて三日、即ち更に刮目して相待すべしだ。
- 久しぶりに教え子の研究発表を聞き、その成長に驚いた。まさに士別れて三日、即ち更に刮目して相待すべしである。
- 以前の失敗だけで彼女を評価するのはよくない。士別れて三日、即ち更に刮目して相待すべしというように、現在の実力を見よう。
分類
類義語
- 日進月歩
- 日進月異
- 刮目して見る
- 隔世の感がある