哀れは身から出る
読み方:あわれ は み から でる
意味
人から哀れまれるような不幸や苦しみは、結局は自分自身の行いや心がけが原因で招いたものである、という意味。自分の軽率な行動や怠慢の結果として困難に陥った人を戒める際にいう。
由来
日本で古くから伝わる教訓的なことわざである。「哀れ」は、ここでは同情されるほどの不幸・みじめな状態を指し、それが「身から出る」、すなわち本人の行いに起因して生じるという考えを表す。成立した正確な年代や初出文献は明確ではないが、民間で伝承されてきた表現とされる。
備考
相手を責めたり、自己責任を強く指摘したりする響きがあるため、実際に困っている人へ直接使う際は配慮が必要。現代では「身から出た錆」のほうが比較的よく使われる。
例文
- 浪費を重ねて借金に苦しむのは、まさに哀れは身から出るということだ。
- 忠告を聞かずに準備を怠ったのだから、失敗しても哀れは身から出ると言われても仕方がない。
- 彼の困窮には同情するが、他人をだまして信用を失った結果なら、哀れは身から出る面もある。