合うた口に餡子
読み方:あうた くちに あんこ
意味
自分の好みや都合にぴったり合うものが、ちょうどよい時に手に入ること。また、望んでいたことが好都合にかなうことのたとえ。口に合う餡子を得るほど、うれしく都合がよいという意味である。
由来
「合うた」は、現代語の「合った」に当たる古い言い方である。「口に合う餡子」、すなわち好みにぴったりの餡子が得られる情景を、好都合な出来事にたとえた表現とされる。正確な初出や成立時期は明確ではないが、近世以降の口語的なことわざとして伝わったと考えられる。
備考
やや古風で、現代の日常会話では「願ったり叶ったり」「棚から牡丹餅」などのほうが通じやすい。「合うた」は「合った」の古い形である。
例文
- 不足していた専門家がちょうど採用に応募してきたとは、会社にとって合うた口に餡子だ。
- 雨で中止になるかと思ったところに屋内会場が空いたので、まさに合うた口に餡子だった。
- 甘い物好きの祖父に大福をお土産にしたら、合うた口に餡子だと大変喜んでくれた。