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ごぼうを同じ土地に二年作らぬ者は馬鹿

読み方:ごぼう を おなじ とち に にねん つくらぬ もの は ばか

意味

ゴボウは深く耕した畑で育てるため、一年目に深く耕された土は翌年も栽培に適した状態になりやすい。そこで、その畑で翌年もゴボウを作らない者は、その利点を生かさない愚かな者だ、という意味の農事ことわざ。「二年」は二年続けて栽培することをいう。

由来

成立した時期や最初の出典は不明である。ゴボウ栽培では根をまっすぐ長く育てるために深耕が必要であり、一年目に深く耕した畑を翌年も利用する農家の経験から生まれた、日本の農事に関する口承のことわざと考えられる。

備考

伝統的な栽培経験に基づく表現で、「馬鹿」は強い言い方による強調である。現代では病害虫・連作障害、土壌条件を考慮し、必ず連作すべきという意味にはならない。

別表記

  • 牛蒡を同じ土地に二年作らぬ者は馬鹿
  • ごぼうを同じ畑に二年作らぬ者は馬鹿
  • 牛蒡を同じ畑に二年作らぬ者は馬鹿

誤用・混同注意

  • 「二年作らぬ」を、一本のゴボウを二年間育て続けない者という意味に取るのは誤り。通常は同じ畑で二年続けて栽培しない者、という意味である。
  • 現代の栽培でも無条件にゴボウの連作を勧めることわざだと受け取るのは不正確。土壌病害やセンチュウなどへの配慮が必要である。

例文

  • 昨年ゴボウ用に畑を深く耕したのだから、今年も植えよう。「ごぼうを同じ土地に二年作らぬ者は馬鹿」というからね。
  • 祖父は、土がよくほぐれた畝を見て、「ごぼうを同じ土地に二年作らぬ者は馬鹿だ」と、翌年の作付けを勧めた。
  • 輪作も必要だが、病害虫の状況を確かめたうえで、深耕した畑を続けてゴボウに使う利点はある。まさに「ごぼうを同じ土地に二年作らぬ者は馬鹿」という農家の知恵だ。

分類

このことわざに使われている漢字