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鸚鵡返答

読み方:おうむ へんとう

意味

相手の言葉や既成の説明を、自分で十分に考えたり理解したりせず、ほとんどそのまま繰り返して答えること。オウムが人の声をまねる姿になぞらえ、主体性や独自性のない受け答えを、やや批判的にいう。

由来

人の声をまねる鳥として知られる「鸚鵡」と、「答える」の意の「返答」を組み合わせた日本語の和製四字熟語である。鸚鵡の模倣行動を、人が他人の言葉を反復する様子にたとえたもの。中国古典における特定の典拠や、明確な成立年・成立時期は確認されていない。

備考

「鸚鵡返し」「オウム返し」とほぼ同義で、日常会話では後者のほうが一般的。確認のための復唱を指すこともあるが、多くは思考や主体性の欠如を批判する語感を伴う。

補足

  • 「鶯鵡返答」と書くのは誤り。「鸚」はオウムを表し、「鶯」はウグイスを表す別の字である。
  • 「鸚鵡返し」と混同しやすいが、「鸚鵡返し」はより一般的な別表現である。
  • 単なる確認のための復唱まで必ず強い非難を表す語だと理解するのは不正確。文脈によっては中立的にも用いられる。

例文

  • 質問を重ねても、彼は上司の説明を繰り返す鸚鵡返答に終始し、自分の考えを示さなかった。
  • 用語を鸚鵡返答するだけではなく、その意味を自分の言葉で説明してみよう。
  • 討論では、党の方針の鸚鵡返答ではなく、根拠を示した意見が求められる。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字