飛短流長
読み方
ひたん りゅうちょう
意味
根拠のないうわさや、人の短所・長所についての話を言いふらすこと。特に、事実を確かめないまま他人を悪く言い、中傷したり悪評を広めたりすることをいう。
由来
中国・唐代(8〜9世紀)の文人、沈亜之(しんあし)の文章「送韓北渚赴江西序」にある「飛短流長、所不堪也」に基づくとされる。「飛」「流」は言いふらすこと、「短」「長」は人の欠点・長所、または是非・善悪を表す。そこから、うわさを流して人を中傷する意になった。
備考
文章語・漢文調の硬い表現で、日常会話では「デマ」「誹謗中傷」「根も葉もないうわさ」などが一般的である。表記を「蜚短流長」とすることもある。
例文
- 根拠を確かめずに飛短流長を広めれば、他人の名誉を傷つけかねない。
- 選挙の前には候補者をめぐる飛短流長が生じやすいため、情報源を確認する必要がある。
- 彼女は同僚についての飛短流長に加わらず、本人の話を聞くことにした。
類義語
対義語
- 慎言慎行
- 公明正大