流言飛語
読み方:りゅうげん ひご
意味
根拠や確証のないうわさが、世間に広く言いふらされ、飛び交うこと。また、そのようなうわさ自体をいう。「流言」も「飛語」も、根拠のないうわさの意である。
由来
中国の歴史書『漢書』の「息夫躬伝」などに見られる語に由来するとされる。「流言」は世間に流布する根拠のない言葉、「飛語」は飛び交ううわさを表し、両者を重ねて強調した表現である。『漢書』は後漢の班固が1世紀に編纂を始め、班昭らによっておよそ111年に完成した。
備考
主に、根拠のない悪いうわさやデマが広まる場面で用いる硬い表現。「流言蜚語」とも書き、こちらも辞書に認められる表記である。
別表記
- 流言蜚語
補足
- 「流言蜚語」も辞書に認められる異綴りであり、「蜚」を誤字とするのは誤り。
- 単に情報や評判が広まる意味ではなく、根拠のないうわさ・デマについて用いる。
例文
- 根拠を確かめずに、流言飛語をSNSで拡散してはいけない。
- 災害時には流言飛語が広がりやすいため、自治体などの公式発表を確認する必要がある。
- 社長の辞任に関する流言飛語が広まったが、会社は事実ではないと否定した。
分類
類義語
- デマ
- 風説
- 根も葉もないうわさ
- 事実無根のうわさ
対義語
- 確かな情報
- 事実