風花雪月
読み方:ふうか せつげつ
意味
風・花・雪・月に代表される、四季折々の美しい自然の景色や風物をいう。また、そのような自然を愛で、詩歌・絵画などで風流を楽しむことも指す。
由来
中国・北宋時代(11世紀)の思想家・詩人である邵雍(しょうよう)の詩文集『伊川撃壌集』に見られる語とされる。風・花・雪・月という自然美を象徴するものを並べ、俗世の利害から離れた風雅な世界を表した。日本では、四季の景色を愛でる風流や、それを題材にした詩歌・芸術をいう語として定着した。
備考
「花鳥風月」と近い語。現代では単に自然の美を指すことが多いが、詩歌・絵画などを通じて自然を愛でる風流の意もある。恋愛や遊興だけを意味する語ではない。
誤用・混同注意
- 恋愛や遊興のみを指す語と誤解されることがあるが、本来は四季の自然美や風流をいう。
例文
- 京都の庭園を歩き、風花雪月の趣をゆっくりと味わった。
- 彼の俳句には、風花雪月を愛する繊細な感性が表れている。
- 忙しい日常を離れ、友人と風花雪月を語り合うひとときは格別だ。