風清月朗
読み方:ふうせい げつろう
意味
風が清らかに吹き、月が明るく照り輝いていること。特に、風が涼しく月の光が美しい、澄み切った静かな夜の情景をいう。
由来
中国・唐代(9世紀)の段成式による随筆・怪異譚集『酉陽雑俎』の「支諾皐上」にある「時春季夜、風清月朗」という記述に基づく。春の夜、風が清く月が明るい情景を表した語である。
備考
主に文章語として、澄みわたった美しい夜の自然景観を表す。「清」は風がさわやかであること、「朗」は月が明るく澄んでいることを表す。
例文
- 山荘の縁側で風清月朗の夜を過ごし、日常の慌ただしさを忘れた。
- 旅の一行は、風清月朗の月夜に川辺をゆっくり歩いた。
- 風清月朗の景色を眺めながら、彼は静かに杯を傾けた。