雲散霧消
読み方:うんさん むしょう
意味
雲が散り、霧が消えるように、物事や心配・疑い・わだかまりなどが、跡形もなく完全に消え去ること。長く抱いていた不安や疑問が解決してなくなる場合などに用いる。
由来
中国の漢文で用いられた「雲散(雲が散る)」と「霧消(霧が消える)」を並べた表現に由来する。自然現象がすっかり消え去るさまを、疑惑・不安・争いなどの消滅にたとえた語である。特定の一作品に定められる初出や成立年代は明確ではないが、中国古典由来の漢語表現として日本でも定着した。
備考
主に「疑い・不安・心配・わだかまり」など、形のないものが完全になくなることに用いる。似た語に「雲消霧散」「煙消霧散」がある。
補足
- 「雲消霧散」は意味の近い別の四字熟語として用いられるが、指定語の字順は「雲散霧消」である。
- 「霧消」を「霧小」などと書き誤らないよう注意する。
例文
- 詳しい説明を聞き、これまでの疑問は雲散霧消した。
- 誤解が解けたことで、二人の間のわだかまりは雲散霧消した。
- 実験の成功により、計画への不安が雲散霧消した。
分類
類義語
- 雲消霧散
- 煙消霧散
- 氷解
- 消滅