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雨散雲飛

読み方:うさん うんぴ

意味

雨が散り、雲が飛び去るように、人々が散り散りになって離れ離れになること。仲間・組織・一族などが解体し、それぞれ別の場所へ去っていく様子をいう。

由来

中国六朝時代の詩文集『文選』に見える表現に由来する。雨が散って雲が飛び去る自然の景を、人々が離散するさまにたとえたもの。『文選』は南朝梁の昭明太子・蕭統が6世紀前半、530年ごろに編纂したとされる。

備考

主に人や集団が離散することを表す、文章語的で詩的な表現である。単に物が消える意味よりも、仲間・組織などが散り散りになる文脈に適する。

補足

  • 「うさんうんひ」ではなく、「うさんうんぴ」と読む。
  • 「雲散霧消」と混同しない。雲散霧消は物事・疑念などが消え去る意味でも用いられる。

例文

  • 資金難のため、長年続いた劇団は雨散雲飛となった。
  • 卒業後は仲間が各地へ散り、いつしか雨散雲飛の状態になってしまった。
  • 戦乱によって住民は雨散雲飛し、多くの家族が故郷を離れた。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字