難攻不落
読み方:なんこう ふらく
意味
攻め落とすことが非常に難しく、簡単には陥落しないこと。もとは城や要塞などに用いるが、比喩的に、攻略が困難な市場・相手・課題・記録などについてもいう。
由来
「攻めるのが難しい(難攻)」と「落ちない(不落)」を組み合わせた漢語的な表現である。特定の中国古典の一節を直接の出典とする故事成語ではなく、成立時期も明確ではない。日本語では近代以降、主に軍事・城郭に関する表現として定着し、現在は比喩にも広く用いられる。
備考
「難攻不落の城」のように連体修飾で使うことが多い語である。実際の城だけでなく、「難攻不落の市場」「難攻不落の記録」のように、攻略・達成が困難な対象を比喩的に表せる。
補足
- 「難攻不抜」とするのは一般的な表記ではない。通常は「難攻不落」と書く。
- 「何攻不落」のように「難」を「何」と書き誤らない。
例文
- その山城は断崖に守られた難攻不落の要塞として知られていた。
- 競合各社にとって、その地域の市場は長年難攻不落だった。
- 幾度も挑戦したが、彼の記録はなお難攻不落である。
分類
類義語
- 金城鉄壁
- 堅牢無比
- 不落の城
- 鉄壁堅固
対義語
- 容易陥落
- 脆弱無比