金城鉄壁
読み方:きんじょう てっぺき
意味
金で造った城と鉄で造った壁のように、きわめて堅固で、外部から容易に攻め破ったり侵入したりできないこと。軍事上の守りだけでなく、組織の防御態勢、情報セキュリティー、議論や体制などが非常に強固であることにもいう。
由来
「金城」は金属のように堅い城、「鉄壁」は鉄でできた堅固な壁を表す語で、この二つを重ねて非常に堅い守りをたとえた四字熟語である。中国古典の「金城湯池」という表現を踏まえて成立した語とされる。「金城湯池」は前漢期の故事を伝える『史記』(紀元前1世紀ごろ成立)などに見える。
備考
主に「金城鉄壁の守り」「金城鉄壁を誇る」の形で用いる。物理的な防御だけでなく、警備・組織・情報セキュリティーなどの堅固さにも使う。比喩としては「難攻不落」に近い。
別表記
- 金城鐵壁
補足
- 「金城鉄壁」を「金城湯池」と混同しない。「金城湯池」は別の四字熟語である。
- 「鉄壁」を「鉄壁」と読んで「てつへき」とするのは誤りで、通常は「てっぺき」と読む。
例文
- この城は深い堀と高い石垣に守られ、まさに金城鉄壁の構えだった。
- 多層認証と厳格な権限管理により、同社の情報管理は金城鉄壁といえる。
- 相手チームの守備は金城鉄壁で、最後まで得点を奪えなかった。
分類
類義語
対義語
- 無防備
- 手薄
- 門戸開放