閉月羞花
読み方
へいげつ しゅうか
意味
月が輝きを隠し、花が恥じ入るほど美しい、というたとえ。主に、女性の容貌がこの上なく美しいことを最大級にほめていう語。
由来
中国由来の成語。元代(13~14世紀)の雑劇、王子一『誤入桃源』第四折に「閉月羞花貌」の用例があるとされる。月が隠れ、花が恥じるほどの美貌という比喩から成立した。後世には、中国古代の四大美人のうち、貂蝉を「閉月」、楊貴妃を「羞花」に結び付ける説話としても広まった。
備考
中国由来の漢語で、日本語では主に文章語・雅語として用いる。女性の外見を最大級に称賛する表現だが、現代では容姿だけで人物を評価する印象を与えうるため、相手や場面に注意が必要。
例文
- 古典文学では、彼女は閉月羞花の美貌を備えた女性として描かれている。
- 肖像画に描かれた王妃の姿は、まさに閉月羞花と形容するにふさわしい。
- その詩は、主人公の美しさを閉月羞花とたたえている。
類義語
対義語
- 醜女
- 不美人
- 容貌醜悪