重厚長大
読み方:じゅうこう ちょうだい
意味
物が重く、厚く、長く、大きいこと。特に、鉄鋼・造船・大型機械・化学プラントなど、多量の資源や大規模な設備を必要とする産業・製品の性質をいう。転じて、規模が大きく、どっしりとした印象をもつものを表すこともある。
由来
中国古典に直接の典拠をもつ故事成語ではなく、近現代の日本で成立・定着した表現である。昭和後期、高度経済成長期から1980年代ごろにかけて、鉄鋼・造船・機械などの大規模な基幹産業を表す語として広まった。のちに、電子機器などを指す「軽薄短小」と対比して用いられるようになった。
備考
主に「重厚長大産業」「重厚長大型」の形で用いる。現在は古い産業構造を指す文脈や、「軽薄短小」との対比で使われることが多い。人柄の「重厚」とは異なり、基本的には物・産業の規模や性質を表す。
例文
- かつて日本経済は、鉄鋼や造船などの重厚長大産業によって大きく支えられていた。
- この地域では重厚長大な設備を要する製造業から、情報通信産業への転換が進んでいる。
- 重厚長大な機械を製造するには、広大な工場用地と高度な技術者が必要だ。
分類
類義語
- 大型重厚
- 重厚巨大
- 重化学工業
対義語
- 軽薄短小
- 軽量小型
この四字熟語に使われている漢字
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