運否天賦
読み方:うんぷ てんぷ
意味
人の運・不運や幸・不幸は、天によって与えられ、個人の力だけでは思いどおりにできないものだということ。「運否」は運と不運、「天賦」は天から授けられることをいう。
由来
「運否」は運のよしあし・運不運、「天賦」は天が人に授けること、または生まれつき定められた運命を表す。これらを結んだ漢文調の成句である。特定の中国古典における初出や成立年代は未詳で、日本では四字熟語として定着している。
備考
努力を否定する語ではなく、努力では左右できない偶然や巡り合わせがあることを述べる場合に用いる。「天賦の才」のような才能の意味とは、この語では区別する。
補足
- 「運否」を「うんぴ」と読まない。慣用的な読みは「うんぷ」である。
- 「天賦」を「天付」と書かない。
- 努力が無意味であるという意味に限定して解釈しない。
例文
- 事業が成功するかどうかには努力だけでは説明できない面もあり、運否天賦というほかない。
- 試験には十分に備えたのだから、あとは運否天賦と落ち着いて結果を待とう。
- 彼は運否天賦だと諦めるのではなく、できる限りの準備を重ねた。
分類
類義語
- 命運天定
- 天命
- 宿命